11月 18, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
空港でトイレにこもっているとき、放送でぼくの名前が呼び出された気がした。一瞬ぎょっとしたけれど、ぼくの名前は比較的よくある名前だし、何よりもフライトまではまだ1時間半もある。呼び出される理由なんてない。でも、ロビーに座って本でも読もうと思った瞬間、また俺の名前がコールされる。「ええと、いま呼び出されたんですけど」とカウンターに出向くと、「本日はビジネスをご用意いたしましたので、そちらへ」という驚愕のオファー!なんでもエコノミーが満席で、よく分からないけどダブルブッキングだったのかも。理由も聞かず、いかにも慣れているかのように「ああ、そうですか」とだけ答えて代わりのチケットを受け取る。
人生二度目のビジネスクラス。結論から言うと、何あの格差社会?!って感じです。まず座席が広いので、足が伸ばし放題。背もたれは極限まで倒すことができる。つまり、飛行機にいながらあたかも自宅のベッドのように身を横たえることができる。Aからは様付けで呼ばれる。食事は普通においしいといえるレベル。前菜からしてオサレ。メインもホタテとかフィレ肉とか。ワインも上等のが出てくるし、CAの気遣いもエコノミーのそれとは格段に違う。なくなりかけるとすかさず注いでくれる。おかげさまでひとりでボトル1本は空けたと思う。さすがにお腹一杯になったのでデザートはパスし、食後酒にコアントローを頼む。座席にはコンセントもついているので、数時間は仕事に没頭することもできた。パリに到着して席を立ったときに気づいたのだが、後ろの席に座っていたのは俳優の奥田詠二。渋かった。
というわけで、比較的興奮しながらのパリ到着となりました。パリの宿はモンパルナス界隈にとる。夜はパリ在住の後輩とその友人と合流し、映画館近くのレストランで羊のローストを食べる。そこそこうまかった。
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4月 6, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
終電間際のメトロ。運よく着席できたぼくの前に立ちはだかった男は、まさにコンニャク、あるいは餅のようだった。車両が揺れるたびに、前後左右に揺れまくり。正確には揺れているというより、まさに餅が伸びるがごとく、吊革を軸として前後左右に体が伸びる伸びる。もちろん本人は眠っているのだ。ナニこの酔っ払い、もしかして吐いちゃったりするんじゃないの?という周りの乗客の不安感を一身に集めてた。あんな意識がなさそうに見えて、ギリギリ立ってられる人間の神秘に感服。…する前に駅に着きました。
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2月 27, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
いよいよこのブログも月刊化へ向けて動き出しました。(んなわきゃない)
毎週のようにどこかに出張してたので、忙しいといえば忙しかったけれども、東京にいるときはだいたい5時台にはオフィスを出てたので楽してたといえば楽してました。まぁ、教職なんてこんなもんでしょ、とも思うけど、こんな風に甘っちょろく書くと青筋立てて起こりそうなマジメな人が多いのも事実。昨日の帰り道、職場のエレベーターの中で、同じ階のI教授(よくテレビに出てる政治学の先生)と一緒になったんだが、「毎日、朝から夜までお仕事ですか?」とにこやかな笑顔で聞かれて、一瞬返答に詰まった。「この階で一番見かけるのはあなたですよ」とも。しょせん小間使いの助手だから毎日オフィスに出てきてるけど、女子大で講師やってる友達なんか学校に出ていくの週に3回らしい。こればかりは心底うらやましい。
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オフィスのPCをmacに変えた。24インチのモニター。macのおかげで最近オフィスに早出するのが苦ではなくなった。office2008も使い勝手がとてもよい。これはもうWinには戻れないかも。「かも」というか、もう戻れない。アディオス、ウィンドウズ。
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1月 17, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
さてさて今日は給料日だったんだが、わたくし先月なんぞは家に生活費を入れるのをコロリと忘れてしまったほど、給料日の感覚に欠けている。明細書も捨てはしないものの、かといってじっくり見ることなんてほとんどない。うちんとこの住民税、安いなあとかそんな程度。ところが。ところが、ですよ!!今日、ふと目に付いたのはいつもより減額された金額。しかも結構ハデに減額されている。お、俺…なんかやっちまったかな?と思いました。だって、明らかに減給されてんだぜ?初任給よりも手取りが低いくらいだった。驚嘆、というよりも笑った。いや、まあ、確かに俺はちっともちゃんと働いちゃぁおりませんがね、でもその様子を一体誰がチェックしてたんで?…でもやっぱりアレがまずかったのか、などど(30秒くらい)思いを巡らせました。
結局、完全な事務のミスで、でも振込みは完了してしまっているため差額は来月ということになりました。事務の人が青い顔してオフィスまで飛んできた。というわけで、明細チェックは怠らずにすべしという教訓を得た木曜日。
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1月 15, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
夕方に歯医者。6年ぶりに麻酔を打たれる。銀歯をはずし、虫歯を削り、オレンジ色の紙粘土みたいな味のする詰め物をされる。歯医者には個人的にはよい思い出がほとんどない。歯医者運が悪いのだ。ひとつだけ信頼できる歯医者さんを知っているけれど、それは京都にある。そしてあいにくぼくは京都には住んでいない。今回こそはよい歯医者であることを願いつつ、年明けからさっそく気忙しい日々を過ごす。
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1月 12, 2008 - 投稿者: pepemontoliu
雨の中、久しぶりに吉祥寺に行く。
まめ蔵でカレーを食べ(雨の日はスタンプ2倍らしく、かっぱこがニコニコしていた)、かつて住んでた頃からよく覗いていた雑貨屋をめぐり、ちょっと前までは吉祥寺の中でもどちらかというと地元色の強い通りだったのにいつの間にやらすっかりグラシアのcalle verdiみたいにオサレな通りと変貌した中町通りを散策し、トランジスタにて家具についてあーでもないこーでもないとさんざん議論し(ソファが欲しいのだ)、カフェで生ビールを飲み、ユニオンで中古CDを漁り(Dexter GordonからCarole King、果てはRossoまで、6枚購入で4800円ちょっと)、行きつけの古本屋を2軒まわり(今回は惹かれるものに出会わず、文庫本を3冊ほど買ったのみ)、くたくたに疲れ果てつつも、久しぶりの充足感を得る。
吉祥寺ってよい町だなあと、しみじみ思う。魅力的な都市の条件のひとつに、そこを行き交う人々の表情の豊かさがある。吉祥寺を徘徊している人々には、その都市空間を舞台として自分たちがそのアクターとなっている感覚が、意識的にであれ無意識的にであれ、備わっている。そこが心地よい緊張感と安堵感を与えてくれるのだ。
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12月 23, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
KGくんがめでたく博士論文を提出したということで、彼の就職祝いも兼ねて、久しぶりにわが家でフィエスタ。アトゥくんは来られなかったけれど、代わりにグッチ夫婦を招く。ここは夫婦揃って建築稼業なのだが、奥さんは何と上海から帰国しそのまま直接わが家に来たとのこと。ぼくは奥さんのことはあまりよく知らないけど、このノリは100%グッチのそれだ。
まず近くのお好み焼きやで軽く飲み食いしてから、わが家でスペイン的に飲む。ぼくがかつて住んでいたロカフォルト通りに因んで、わが家はBar Rocafortと呼ばれている(正確には、呼ばせている)。魚屋サラダをつくり、ポロンでワインを飲む。BGMにはテテ・モントリウ。これは寸分違わず、BCN時代の週末の夜の風景だ。みんなBCN留学経験者なので、何の躊躇もなくジョアキン・コスタ通りとか現地の地名がバンバン飛び交う。
酔っ払ったグッチが相変わらず面白い。酔っ払った彼とぼくは、口からでまかせスペイン語でペラペラと会話したのだが、まったくもってコント風であった。
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12月 15, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
熱も出ていないし、普通に動けるからインフルエンザではないはずだけれど、とりあえず風邪気味なので一日ぼんやりと寝てすごした。お昼には、mmbcnさんがお土産に持ってきてくれたゴーダを使ってカルボナーラを作る。赤ワインがすすみそうな大変濃厚な味となったものの、とてもお酒を飲む気分ではなく、おとなしく野菜ジュースを飲んだ。夜中、目が冴えて部屋の掃除。
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12月 14, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
午後から仕事で上司と学生とともに寛永寺にインタビューに行く。しっかり昼食を食べていった&特別おなかの調子が悪かったわけじゃないのに、インタビュー中グルグル、キューキューとおなかが鳴って、腹を空かせた可哀相な子みたいになってた。みんなが一瞬静まり返ったときに限って、図ったかのように鳴り響くmyおなか。高校の授業中など、ぼくも含め必ず誰かが腹を鳴らせてたことを思い出す。
今日はかっぱこの誕生日なので、帰りにプレゼントを買って帰る。誰かへの贈り物を探すという行為は純粋に楽しい。
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12月 9, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
所属している草野球チームがあれよあれよと区のトーナメント戦を勝ち上がり、ベスト4進出。ってことで参加してきました。勝ち越しタイムリーでチームを8強に導いたわたくしですが、今回もめでたくスタメン落ち。守るとこないのよ。準決勝は出番なし。チームは完勝、まさかまさかの決勝進出。
決勝では1点ビアインドの最終回、ノーアウト2塁というおいしい場面で出番が。おーしチャンスだしめしめと思える俺は案外代打向きなのかも。とか思ってたら、ストレートにタイミングが合わずしょぼいファール2つであっというまに追い込まれた。わがチームの4番バッターのS本さんがベンチから「川にぶちこむとこ見たいなぁ~」とささやく一方で、監督は「体、開くなよ!」。相手ピッチャーはサインに首を横に振り、ってことはアレか、代打だから目が慣れてないと思ってカーブ投げてくんだろ?と思ったら見事その読みは当たり、でも目が慣れてなかったのは事実なので思い切り泳ぎ気味のスイング、しかしボールは芯に当たり、強烈な当たりが一塁線へ。しかし泳がされたままの俺は走り出すときにつんのめってしまい、目線を戻したときには横っ飛びでナイスキャッチした一塁手がベースに入っていた。結果的には進塁打になりました。いや~今の惜しかったなあ~と思いながらベンチに戻ったら、監督から「やっぱり打撃はいいな」とのお褒めの言葉。しかし、次のOさんがスクイズを失敗してしまい万事休す。惜しい惜しい準優勝でした。
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12月 6, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
夕食後に少しだけ横になり、やれやれ大した仕事してないのに今日も疲れたなァ、でもあと30分たったら研究作業に入ろう、読むべき資料は全然減ってないのダカラ、と思い、次に気づいたら目覚まし代わりにタイマーをセットしているJ-Waveの声、あるいは朝焼け。ぼく自身のあまりの意思の弱さを全然覚醒せぬ意識の中で嘆くこと数秒、その嘆きは行き場のない簡潔な怒りとなり、その怒りは横文字を連発する軽薄なFMの空気によって増幅され、そして隣に寝ている妻へと向く。ところが横には誰もいない、アラどうしたことかと思い、これまた寝ぼけマナコで首を傾けると妻はヌクヌクとコタツで丸くなりスヤスヤと眠っているではないか、これには怒り増幅すること甚だしく、すっかり眠り込んでしまった昨晩の自分の怠惰は棚にあげ、ひとしきりやつ当たりする。
という痴態を2日連続で展開してしまった。疲れが溜まってんのかな。
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12月 4, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
そういえば先週末、健康診断の結果が返ってきた。いやはや自身の健康ぶりには参った参った。まあ去年の帰国直後のぼくがデブだっただけなのかもしらんが、とにかくあらゆる数値が改善されていた。体重も1年で5.4kg減で、ようやく標準体重+2kgまで戻った。
何か特別なことをしたわけではなく、9月、10月と連続でスペインへ研究出張して戻ってきたらやせ細ってたという摩訶不思議。東京に戻ってきて去年、あまりに周りから太った太ったと言われたもんだから、がんばって週3ほどジムで筋トレ+ランをこなしてもさしたる効果がなかったのに。BCNでは一日2回は魚屋に詰めてたし、夜は夜でほとんど誰かと会って盛大に飲んでたわりに、ほっそりとなって帰国、痩せた痩せたと皆に言われ、こそばゆい気分になる。しかし日本人は肥えた痩せたを言い過ぎだわな。他に言うことないのかしらん。まァ、でも、数週間仕事で行くBCNが一味もふた味も違うのはじじつで、ON・OFFのメリハリがはっきりしていたのがよかったのかもしれない。
文献調査は確かにかったるいけれども、乗ってくるとちょっとこれは麻薬的に楽しくもあり、そのせいで昼食がホテルの朝食からくすねてきたゆで卵のみだったりした日も何日かあったから、やっぱり一日の総摂取カロリーは低かったんだろう。
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12月 3, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
proyecto de tesisのmemoriaが必要だというので、せっせと書いていた。docenciaとinvestigaciónの関係性を説明するように、とのことなんだけど、そんなのどうやってでっちあげりゃいいんだよと思いながらも、昔に提出したレポートの数々を見返してみると、一瞬にしてそれに取り組んでいたときの心境やら風景やらが思い浮かび、スペインの懐かしさにやられてしまいそうになった。といってもこれは決して甘酸っぱい感情ではなく、うーむ、あの時スペイン語のレベルが大学院のレベルに追いつかなくて毎日必死だったよなあという、まるで不肖の息子を愛憎半ばに見つめる父親のような気持ちだったのだ。って書いたところで意味不明だし、だいいち俺にはまだ息子どころかこどもすらいない。
分量はA4で10枚以内にまとめよとのことだったんだけど、もちろんそんなに書くわけもなく、5枚半ほど書いてから、Robertoのオフィスに電話し、ネイティブチェックをお願いする。彼が帰宅する前に20分ほど原稿を見てもらう。彼のおかげでぼくは少なくとも週に一度はスペイン語を話せている。この前なんて、寒いのに二人して外でお弁当食べたんだぜ。男二人で。
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12月 1, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
友人宅でパーティ。彼らとは知り合ってもう干支が一回りするくらい経った。変わるところは変わり、けれど一貫して変わっていないところがあって、仲間内としてのグルーヴ感は相も変らぬところがあり、そこが何とも心地よい。
今回は、晴れて結婚したホンダとガンポンのお祝いを名目に、彼らの新居で鍋を囲む。遥か北海道からM木さんもカニやホッケやシシャモなどの海の幸とともに参戦。各自鍋に入れたいもの、あるいはお酒持参という約束だったのだけれど、ぼくとかっぱこは前菜としてトルティージャとフジッリ・アラビアータ風をつくって持っていった。フジッリはあんまりトマトソースと合わせないのかもしれないし、みんなでつつくころにはすっかり冷めてお惣菜風情になってしまったけれど(もちろんそうなることは前提で作ったが)、大変好評だったのですっかり気をよくしてしまった。
6年前の同じパーティ(このパーティは定期的なものなのだ)のときに撮影したビデオがどういうわけかホンダ邸にあり、それを再生してみるとこれがまたみんな驚くほど若く、けれど発言の傾向は今とまったく変わっておらず、それがそこはかとなく可笑しい。ビデオの中の20代中盤のかつてのぼくたちの勢いに合わせるかのようにみんなカパカパ酒をあおっていくと、宴のノリは最高潮、DJホンダの選曲にあわせて踊る者あり、スナックは宙を舞い、気づくとどういうわけか俺のモミアゲが切り落とされるという儀式に突入していた。これは別に罰ゲームでもなんでもなく、残りの奴らは誰がモミアゲを剃るかでじゃんけんなぞしている。俺もどうでもよくなって、ああ剃ってくれよでも悪ノリするなよ丁寧に剃れよ、なんてささやかな抵抗を試みたのだが、剃るほうも剃られるほうも完全に酔っ払い、翌朝見るとすっかり剃られていた。剃り跡が痛い。
来年はどんな企画だろうね。
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11月 29, 2007 - 投稿者: pepemontoliu
二度の海外出張の影響はことのほか大きく、研究費の残りが数万円レベルになっていた。嗚呼。来年は4割くらい減額されるので、もうちっと配分を考えねば。
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